ロココスタイル_ハンドペイントフラワー_ビスケットジャー - アンティーク&モダンフランスイギリスヨーロッパキッチン雑貨

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ロココスタイル_ハンドペイントフラワー_ビスケットジャー

フランス。ロココ調の気品溢れるビスケットジャーをご紹介します。

ガラスには、エナメル彩で手描きされた大輪のフラワーを境に、上部にはフロスト加工（くもりガラス）が施されています。
そのガラスのボディをしっかりと受け止める台座には、優雅でエレガントな曲線からなるロカイユやアカンサスの葉が配され、ガラスと鋳物、二つの異質な素材が一つになったシルエットは、女性的な愛らしさを漂わせています。

鋳物（フタと台座）はがっしりとした造りでとても重く、ハンドルを持つとズシリとした重量感を感じます。
とても古いお品ですが、ガラスが割れずにこの時代まで存在することが出来たのは、この鋳物に包まれ守られて来たからなのかもしれません。

華やかなる時代に制作されたであろう、デコラティブで贅沢な装飾の逸品です。

■ 生産国 ■	フランス
■ 年　代 ■	1880〜1890年頃（推定）
■ サイズ ■	直径15cm×高さ18.5cm（ハンドル含む：26.5cm）　重さ1,030g



サイズ参考（卵：Ｍ玉）



フタを上から見てみました。

ツマミの様子です。	フタ裏です。金彩が経年により黒ずんでいます。

吹きガラスで形成されていて切りっぱなしの状態ですので、フチ周りには極小さなチップがあります。	内側。キズもなく綺麗です。

ガラスのボディは取り外す事が出来ます。ボディと台座は隙間なくピタリと精巧に合わせられています。

台座内側の様子です。

気泡は少なめです。写真中央が一番大きなもの。肉眼では解りませんが、よく見ると台座との擦れによる表面上の浅い小キズはあるようです。	写真中央、製造時に出来た小さな凹み。矢印で示した所々に付いている表面上の黒っぽい汚れのようなものは台座との擦れで付着したものです。

底の様子。ゆらゆらとした雰囲気です。